僕と同じ夢を追い掛ける君が今僕のとなりにいるだけでどうしてだろう切ないことに僕はなかなか冷静になれなくて苦しい

Space   


 

 

 僕はこんなに君を

 好きで

 好きで

 好きで堪らないのに

 

 今神様が来て

 たった一つだけ願い事を叶えてやると言うなら

 僕は迷いもせず

 「宇宙に行きたい」と、

 たった一言

 こう言うだろう

 

 ああ

 こんなにも

 こんなにも君を愛してやまないのに

 僕はそらに憧れたばかりにきっと

 永遠にそこから離れられない

 

 不幸にも僕はそれが嬉しくて、

 毎晩現実となることを祈っている

 

 まだどちらも

 経験したことがないから分からないけど

 火星に降り立つより

 月から地球に向かって君の名を叫ぶ方が

 幾分難しそうだ

 

 けれど、

 一緒に飛べる

 同じミッションのメンバーとして

 同じ船のクルーとして

 最高のチームメイトの一人として

 

 悲しいことに僕は

 君の夢に安心しきっていて

 そこから一歩を踏み出せない

  

 僕の最愛の人

 いつか僕は強くなって

 真っ直ぐに君を見つめたい

 

 「Space」

 宇宙にとなりの“場所”はなくて

 

 

 月から地球を見る時は

 僕の近くにいてほしい

 

 地上で宇宙を眺める時は

 僕のとなりにいてほしい

 

 

 切望の空

 憧れの君

 

 僕の最も愛するものよ

 

 

 

 

 


いつもより多めに推敲した記憶が。 他にどれだけ欲しいものがあっても、奴らの一番の夢は宇宙に行くことで、それは何事にも勝る大きな夢で、決して譲れない物だと思う。
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