いつか来る日の前に

 僕が君に出来ること。

 

 いつか来る日の為に

 僕らは今1分1秒を

 噛み締めて生きているのだろうか。

 

 いつか来る日のそれまでに

 僕は何が出来るだろう。

 君は何を望むだろう。

 

 いつか来る日のその前に

 声をあげて叫びたい。

 

 いつか来る日の為に

 今 僕は

 君の名前を叫びたい。

 

 

 

 

 

 

あれから2年経った。

そして今日も14日なのだ。

「ロンドンではあと8時間後。」

神奈川ではあと数秒で。

五十嵐は窓の外を見る。

 

 

マグカップは机の上に置かれる時、ことりと音を立てた。

 

 

 

 

 

fin. 


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